SSブログ

京都府スケート連盟、府内でのスケートリンク整備を府知事に切望 [スケートニュース]

京都府スケート連盟会長の田中英之衆院議員らが京都府庁の山田啓二知事を訪ね、府立山城総合運動公園(宇治市)に通年型のアイススケート場を整備するよう求める要望書を手渡した。
フィギュアスケートの白岩優奈選手も、府内にリンクがないための移動の負担を訴えた。

山田知事は「府がすべて(整備する)という形にはならない」としながら、「民間の力を借りながら、実現可能性を考えていきたい」と前向きな姿勢を示した。
施設の整備は民間業者が主体で、府は土地を提供することになりそうだ。
連盟は、府内でのスケート場整備を切望し、すでに民間事業者に打診を始めた。
今後、事業者が決まり具体的な構想が出てくれば、府は有識者会議などの意見を聴き、提供する土地などを検討する見通し。

アイススケート場:山城運動公園に整備を 府連盟が要望 /京都 - 毎日新聞
毎日新聞2016年9月11日 地方版〔京都版〕


京都)府内ゼロの通年スケート場、府が整備に前向き:朝日新聞デジタルA
増山祐史、岡本智2016年9月10日03時00分

京都府内にあるスケートリンクは、現在は右京区の西京極総合運動公園にある「京都アクアリーナ」だけ。それも11月から3月の5カ月間の期間限定営業(夏季は競泳プール)。

伏見区にあった民間の「醍醐スケート場」が老朽化による設備改修の費用が工面できず、2005年に閉鎖。
現在日本トップで活躍している宮原知子選手や本田真凜選手らはこの醍醐スケート場を拠点にしていた。練習リンクの閉鎖で、大阪府高槻市の関大アイスアリーナが使えるようになるまで他県にリンク難民をして、親の送迎の負担が相当だったそうだ。

さらに、府内のフィギュア選手の多くが練習していた大阪府柏原市のスケート場「アクアピアアイスアリーナ」が今年2月に閉鎖され、守口市のスケート場「守口スポーツプラザ」も来年3月に閉鎖する。

フィギュアスケートは小さいうちから練習を始めるとよいとされる。
本田真凜選手は2歳のころからスケートを始めた。3歳上のお兄ちゃんがテレビドラマの影響でアイスホッケーに興味を持ったので、両親が家から車で10分ほどの醍醐スケート場に連れて行ったのが始まり。
京都は裕福で教育熱心な家庭が多い。小さい子供を気軽に通わせるスケートリンクがあれば、優秀な選手のすそ野を広げることができる。

京都府スケート連盟は、民間と官庁が力を合わせてスケートリンクを作るように動いてくれているので頼もしい。



一方、経営難でスケートリンクが次々につぶれている大阪府は、一般人の寄付を当てにしてふるさと納税を開始。
金だけ集めて、永遠にスケートリンクができる気がしない。

関空経由の訪日選手や、地域の子供たちが集まるスケートリンク建設へ! | ふるさと納税のクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」
大阪府泉佐野市

ふるさと納税だと、企画倒れになっても返金しなくていいらしい。
新しいリンクを地元民もよりつかない僻地に作るより、既存のリンクを保護してほしい。
一般人の寄付を頼るより、地元の企業に協賛してもらいなさい。



nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

トラックバック 0