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東京辰巳国際水泳場、東京五輪2020後にアイススケートリンクに改修と東京都が発表(2019年3月29日) [スケートリンク情報]

2020東京オリンピックで水球競技の会場となる東京辰巳国際水泳場(東京都江東区辰巳)について、五輪終了後にフィギュアスケートやアイスホッケー、カーリングができる通年営業のアイスリンクに改修すると東京都が発表しました(2019年3月29日)。

現時点での想定では、60×30mの国際規格アイスリンク(メインリンク)と47×17mのサブリンク、約5,000席以上の観客席を持つ大規模な施設で、これはスケートの国際大会の誘致もできる会場になります。

近接地に東京2020大会の水泳(競泳、飛込、アーティスティックスイミング)競技会場となる「東京アクアティクスセンター」が整備されるため、辰巳水泳場は水泳以外のスポーツ施設に利用することが検討されていました。

検討の結果、都内に施設数が少なく利用ニーズも高い、通年アイススケートとして整備することとなりました。

施設の整備・運営計画などはこれから検討するとのこと。

東京辰巳国際水泳場の後利用|東京都
2019年03月29日  東京都オリンピック・パラリンピック準備局 報道発表資料

▽想定する施設概要
通年アイスリンク
競技面:メインリンク(60メートル×30メートル)、サブリンク(47メートル×17メートル)
観客席:約5,000席以上(仮設席含む)
関係諸室:運営諸室や売店等を設置


東京辰巳国際水泳場|東京都スポーツ文化事業団
(辰巳水泳場 公式サイト)

所在地:東京都江東区辰巳2丁目8番10号

▽交通アクセス
JR京葉線「新木場駅」から徒歩12分
東京メトロ有楽町線「辰巳駅」から徒歩10分

東京辰巳国際水泳場は平成5年(1993年)8月に開館。
メインプール、サブプール、ダイビングプールを併せ持ち、5,000席の観客席(仮設席含む)を備える国内最大級の公認水泳施設です。

水泳競技の日本選手権や国際大会の会場として、平成時代の四半世紀近く水泳関係者に親しまれました。
令和時代は2020東京大会の水泳競技会場「東京アクアティクスセンター」で新しい水泳の歴史が作られます。

1964年に東京五輪の会場として作られた国立代々木第一体育館が、夏は競泳プール、冬はスケートリンクとして利用されていました。
1993年に東京辰巳国際水泳場ができてからは代々木の競泳プールは使われていません。
2005年から常設のスケートリンク営業は終了しました。ときどきフィギュアスケートの大会やアイスショーで氷を張ることもあります。

2009年4月現在、東京都内で営業している通年スケートリンクは4つ(神宮、東伏見、東大和、シチズン)、いずれも民間経営です。
都内で公立のスケートリンクは冬季営業の江戸川区スポーツランドだけです。

安価な利用料で、閉鎖の心配の少ない公立スケートリンクができるのはよろこばしい。
都内にスケートリンクできると、人材が集まりやすいです。
全国からスケート選手が東京近郊の大学に進学してきます。
大学を卒業したスケーターが都内に残ってスケートを続けられます。
コーチなどの仕事としてだけでなく、趣味としてスケートを続ける人も増えてほしい。
スケートも、新しいリンクで道を切り開いていきます。


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